小学校の入学準備となると、真っ先に思い浮かぶのがランドセルと学習机!
…ですが、皆さん、忘れていませんか?
食器でも本でもモノを買うと、それをしまっておく収納スペースが必要になります。
ランドセルのように新しく購入したものや鉛筆やノートなどの文房具・学用品は、毎日きちんと決まった場所に収納しておくことで、毎朝スムーズに通学の準備ができるようになることが期待できます。
ですが、ランドセル専用のラックって本当に必要なのか、考えたことはありますか?
学習机や棚がある場合は、わざわざランドセル専用のラックを新たに買う必要があるかのかどうか、迷ってしまう方も多いと思います。
確かに収納するというだけであれば、既にある棚や学習机のサイドフックなどを代用することで事足りるかもしれません。
しかし、お子さまにとってはランドセルは人生で初めての自分だけの本格革製品。
自分のモノとして大切に扱うことに合わせて、キッズの頃から整理整頓の習慣を身に着けさせてあげる、という意味では専用のランドセルラックを配置することは良い選択になります。
そう考えると、大人になっても役立つ良い習慣を身に付けられるのもポイントが高いですよね。
今回は、入学準備にランドセルとセットで考えてほしい、ランドセルラックについてご紹介したいと思います。
ランドセルラックの種類は?

ランドセルラックにはいくつもの種類があります。
本棚のように置き型のタイプや、小学生の背丈に合わせたミニタイプ。
キャスター付きで移動できるタイプや、帽子掛のようにランドセルを掛けておく事ができるスタンドタイプなど!
種類も色々で、それぞれに特徴があります。その特徴をご紹介しますので、ぜひご参照ください。
置き型タイプ
一番オーソドックスなタイプのランドセルラックです。
小学一年生でもすべての棚枠や引き出しが使えるように、また安全面でも背の低いタイプが主流です。
また、近年の住宅事情を反映してスリムなタイプの置き型タイプも増えてきています。
一般的なタイプなので一番種類も豊富で、好きな種類が選べます!
キャスタータイプ
キャスター付きで移動できるタイプのランドセルラックです。
ラック自体を動かして利用できるので、下にたまったホコリも簡単にお掃除できるので便利です。
模様替えの時や、兄弟・姉妹が増えたときのお部屋のレイアウト変更時にも可動が楽ですね!
表からキャスターが見えない「隠しキャスター」タイプもあり、見た目もおしゃれ。
ただ、最近はフローリングのお部屋が多いですが、タタミのお部屋や絨毯が敷いてあるようなお部屋では、キャスターでの移動が難しいので不向きです。
ランドセルハンガースタンド
ランドセル専用のスタンドです。
帽子掛のようにランドセルをポールに掛けることができます。
ランドセルを背負った形のままで収納できるので、ラックに掛けたまま中身の教科書や文具の出し入れができます。
同じく学校で使うリコーダーや鍵盤ハーモニカ、給食袋や水泳道具袋、リュックなども掛けることができますが、あまり重量があるものや多くの荷物を掛けておくと、スタンドが転倒した時に危険なので注意が必要です。
学習机タイプ
学習机にも、サイドにランドセル用のフックがついているものがあります。
ランドセル専用のラックということではありませんが、ランドセルを掛けておく事ができるので、ランドセルを置く場所としても対応はできます。
机の幅よりランドセル分が出っ張るので、お部屋のレイアウトによっては使えないことも。
このタイプはあくまでも学習机の付属の機能なので、こちらのタイプは使いやすさを追求しているわけではありません。
・ ・ ・ ・ ・
ここでは、ランドセルラックの代表的な種類をご紹介しました。
学習机に付属するランドセルフックを除けば、主な種類は3タイプ。
置き型タイプの流行りのスリムタイプや、移動可能なキャスターがついているキャスタータイプ、またランドセルハンガーでは転倒の危険が無い訳では有りません。
小さなお子さまが毎日使うランドセルですから、安全に収納できるラックを選ぶことが大切です。
ちなみに、ランドセルのラックですが、大型家具店や無印、ikea、ニトリでも販売されています。また、Amazonや楽天市場などの通販でも注文・購入できるようです。
ランドセルのラックの購入を検討されるのであれば、デザインはもちろん価格や素材(木製、プラスチック、鉄製)、バッグなどを掛けるラックの高さなど、商品レビューなどを参考にそれぞれの商品を比較してみてください。
どのタイプのランドセルラックがいいか、条件を絞り込むことも忘れずに♪
DIYでパパが作ってもいいかもしれませんね♪
ランドセルラックと机の役割分担

ランドセルラックはランドセルをしまっておくためだけのもの?
ランドセルをしまっておくだけのために、ランドセルラックは必要でしょうか?
既に学習机がある場合には、ランドセルをフックに掛けておけば、それで用は済みそうな気がしますよね。
しかし、学習机はその名の通り「勉強する為の机」です。
学校の勉強や予習、復習、宿題をするのに使うための机ですので、今学習している教科以外のものは置く必要ありません。
学習机には本棚のように、収納する機能もありますが、関係ないものまですべて詰め込んでおくには収納スペースが足りません。
学年が進むにつれて、毎年あたらしい教科、教科書、教材が増えていきますから「収納する場所」と「学習する場所」は分けてあげることが大切です。
<子どものうちに身に付けさせてあげたい「整理整頓」の良習慣>

小学生に上がると、ランドセルや教科書など「自分のモノ」が増えていきます。
小さかったお子さまも日々成長し、だんだん大人になっていきます。
自分のモノが増えると、それを自分で管理することが必要になってくると学んでくれるはずです。
正直、ランドセルを何処に置くのかを決めておかないと、小学校から帰宅した時に玄関から入ってすぐランドセルを投げ出してしまう子もいるかもしれません。
クローゼットや棚など「入る場所に入れておく」のではなく「正しい場所に必要なものをしまう」という整理整頓の習慣を、小さいうちから身に着けさせてあげることは、お子さまがこれからの人生で大人になっても、きっとずっと役に立つことでしょう。
ランドセルのラックに安心安全を

低学年のお子さまではまだ背丈も低いですから、自分で手の届かない高いところに物を置くことは出来ません。
自分のモノを自分で整理・整頓し、管理する習慣を身に着けさせてあげたいとお考えなら、お子さまの手の届く範囲でランドセルや教材、教科書など学校で使う道具が整理できるサイズのランドセルラックを選んであげることも一つの選択肢です。
しかし、小さなお子さまにピッタリのサイズのランドセルラックには安全性とは別の問題があります。
<子供の成長は早い!一年後にはもうサイズがあわない事も>

小さな低学年のお子さまが丁度よく使えるサイズは、高学年ともなるとちょっと小さすぎるかもしれません。
お子さまの成長は驚くほど早く、今はピッタリ使いやすいサイズだったとしても、すぐにランドセルラックのサイズが合わなくなってしまうなんていう事も。
特に部活動やクラブ活動が始まる学年にもなると、学校での教科書や教材だけでなく、部活動で使う道具も増えてきます。
学年があがると、道具も増える。このことは初めから予測できることですから、ランドセルと同じく6年間快適につかえるサイズのランドセルラックを選ぶというのも大切な事です。
そこで、低学年の頃からも安全に使いやすく、高学年になっても変わらない使い勝手の良さがあるランドセルラックとして注目されているのが、壁面収納型のランドセルラックです。
ランドセルラック:壁面収納型

壁面収納(へきめんしゅうのう)は、その名の通り壁面がそのまま収納になっているタイプの収納家具です。
据付タイプの壁面収納もありますが、後付できる組み立てタイプ(組立式)の壁面収納も販売されています。
壁面収納なので、子ども達の道具の置き場もスマートで困りません。
お片付けにもわかりやすい場所で、収納スペースをコンパクトにできて便利です。
小学生になる前までは絵本やお気に入りのおもちゃなどを片付けることにも使えます。
高学年になるとクラブ活動や部活も始まりますので、スポーツ用品を置く場所としても資料できます。
また、ラックのカラーでホワイトやグレーカラーを選ぶと、お部屋の雰囲気が清潔感があったりやオシャレな感じにも!
室内の家具とラックをブラウンでまとめると、ナチュラルな雰囲気にもなりますね!
お部屋のインテリアとして、ファッションの一部としても使えます♪
成長に合わせて使えるランドセルラック

壁面収納は壁の上から下までが方眼紙のような収納スペースになるので、小さなお子さまでは1段目や2段目のコマを使い、成長に合わせて3段目、4段目と使うコマの高さを変えていけます!
横のサイズが広い壁面収納のランドセルラックであれば、中学生、高校生、大学生と成長していっても1つのラックを使い続けることができるんです。
そう考えると、成長とともにラックの用途を変えていくこともできるので便利です。
もしお子さんが使用しなくなったら、オシャレな雑貨などを置いてみるのもいいですね♪
もちろん植物だって置けますし、証明や加湿器などの家電も置けます。
また、兄弟姉妹が増えても同じ1つのランドセルラックが2人以上で使えるという点も便利で人気のポイントです!
カラーボックスを入れてみてもカラフルになって見栄えがおしゃれになるので、インテリアの面でもおすすめですよ♪
天井固定で安全なランドセルラック
「背の高い壁面収納は倒れてきたら危ないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、壁面収納は天井に固定することができます。
キャスターのついた可動式のランドセルラックや、最近人気のスリム設置型のランドセルラック、ランドセルハンガースタンドなど、しっかりと固定されていないランドセルラックが多いですが、壁面収納のランドセルラックは天井にしっかり固定できる為、地震のときでも転倒防止の面で安全です。
ランドセルラック:学習机一体型

最近では家族のいるスペースで学習をする「リビング学習」もよく見かけますよね。
親御さんはキッチンからお子さまを見守りながら、お子さまは親に見守られている安心感の中で学習ができ、効率も良いと評判です。
ですが、教科書や教材を子供部屋からリビングへ持ち運ぶ往復の手間もあり、またリビングのテーブルが使用中の場合はスペースがなかったりと、お子さまのモチベーションが上がっているタイミングで学習に取り組めないケースもあるようです。
リビング学習を行っている家庭でも、自室に学習用机がないのは少し極端かもしれません。
壁面収納ランドセルラックでは、シンプルな学習用デスクが組み込まれているタイプもありますので、検討されてみるのも良いと思います。
ランドセルラック:広いと便利!

小学校に入学されたお子さまは、あっという間に大きくなります。
カラダも大きくなりますし、学校で学んだ知識や経験で精神的にも大きく成長するでしょう。
毎年学ぶ教科の内容が増えて、教科書も教材も毎年新しくなります。
得意な科目はいいとして、苦手な科目はそのままにしておくと、学年が変わって次のステップに進むときにつまずいてしまうかもしれません。
<苦手科目の克服に振り返り学習>
学年が変わっても苦手だった教科の復習はしておきたい、そんな振り返り学習の為には、1学年前の教科書もすぐに取り出せるようにしておきたいですよね?
壁面収納のランドセルラックであれば、壁一面が収納スペースですから前の学年の教科書や教材もしまい込まないですぐに手が届く場所に収納しておくことが出来ます。
<成長の歴史が一望できる>
図画工作の授業で書いた絵や、作った工作など、ちょっとかさばってしまうモノでも収納スペースが広い壁面収納であればしまい込まずに飾っておくことができます。
毎年埋まっていく絵や工作、トロフィーや賞状などはそのままお子さまの成長の歴史です。
お気に入りのおもちゃや小物を飾るスペースとしても、マルチに活用できますね。
多数の使い道があるこちらのランドセルラックは、サイズが合わなくなって買い替えるよりも、最初から成長することを考えて選ぶということが大切なのです。
ランドセルをラックに収めよう!

萬勇鞄ランドセルでは、豊富なシリーズや様々なカラーからランドセルを選ぶことが出来ます。
実際に背負っているシーンや生活の中でのランドセルを見るには、萬勇鞄ランドセルの公式Instagramからご覧いただけますよ!
まず実際に見て触れてみて、その次は実際に背負ってみましょう!
萬勇鞄では展示会の他にも常設の萬勇鞄ショールームを2箇所ご用意しております。
萬勇鞄ショールーム 名古屋伏見店
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦一丁目17番26 ラウンドテラス伏見1F
※完全予約制です。ご予約はwebからのみお受けしております。
萬勇鞄ショールーム あま市甚目寺本店
〒490-1111 愛知県あま市甚目寺山之浦111番地 メルコビル1F
※土日祝は完全予約制です。ご予約はwebからのみお受けしております。
全国のお取り扱い店舗はコチラ!
また、遠方地でショールームに行くのが難しく、展示会もスケジュールが合わない!というお客様には「オンライン展示会」でご覧いただけるようにしております。
オンライン展示会
オンライン展示会では、ランドセルを360度からご覧いただけます!
もし、お好みのランドセルが見つからない場合は、萬勇鞄ならセミオーダーのランドセルも作ることができます!
萬勇鞄のオーダーメイド工房
36億7960万3200通りの組み合わせがあります!
お子さんだけの、特別なランドセルを作られるのも素敵ですね♪
ランドセルラック:まとめ
成長に合わせて都度買い替えるものではないのはランドセルもランドセルラックも同じです。
ランドセルラックは、キッズラックとはまた違うもので、お子さんのランドセルが十分に収納できるかどうか、ランドセルの大きさや容量も確認しながら選ばれることをおススメしております。
お子さまの成長は早く、今使いやすくでも来年も再来年もそうだとは限りません。
萬勇鞄ランドセルでは、6年間の小学校生活を豊かなものにするために、品質と工夫と技術でランドセル作りをしております。
人生の中の大切な6年間が、お子さまが成人して大人になっても、ずっと忘れられない宝物となりますように。
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