ランドセルの素材、どう違うの?

2016/03/31(木)

小学校入学前に用意するランドセル。
お子さまの持ち物の中で、初めての大きなお買い物になるかもしれませんね。

最近はたくさんの色やデザインの中から選べるので、種類の多さに戸惑われているパパや
ママも多いのではないでしょうか?

特に素材は、ランドセル全体の印象を左右する大きなポイントです。

ランドセルは、お子さまと 6 年間にわたってお付き合いすることになる大事な「ともだち」。
お子さまにぴったりの素材を選んであげたいですよね。


ランドセルの素材

ランドセルを考えるママ

ランドセルの素材は、「天然皮革」と「人工皮革」の 2 種類に分かれます。
お子さまと相談して、じっくりと選びましょう。


牛革

牛革

天然皮革である牛革のランドセルは、パパやママの持つ鞄や靴などの革製品と同じ魅力があります。

傷に強いことが特徴ですが、活発なお年頃のお子さまが 6 年間使い続ける中で、
多少の傷は避けられないかもしれません。
けれど、素材が牛革なら、傷も一種の「味わい」になるのです。


革の風合いを最大限に楽しめる素材として、「ヌメ革」のランドセルがあります。
これは牛革に防水などの表面加工を施さず、傷やシワなど動物の個体差をそのまま残した素材です。
年月を経るごとに色味とつやが深まり、お子さまの成長とともに表情を変えていきます。

牛革は、ぬくもりのある優しい肌触りで、お子さまの 6 年間を支えます。
使えば使うほどに味が出て、お子さまだけの特別なランドセルになっていくでしょう。


コードバン

コードバン

こちらも天然皮革です。
馬のお尻の革で、使用できるのは 1 頭につきランドセルのフタ 2 個分という、とても希少で贅沢な素材です。

ハリがある硬い生地は、丈夫で傷に強いランドセルになります。
ずっしりと落ち着いた佇まいのとおり、人工皮革のランドセルに比べて少し重くなります。

高級感ある手触りは、パパやママの大人の目線から見ても、うっとりしてしまうほど。
こだわりの強いお子さまにもぴったりです。

モノを大切にする心を育て、お子さまに長く愛してもらえる、幸せなランドセルになりそうです。


タフガード

タフガード

タフガードは、雨や汚れに強い人工皮革です。
天然皮革のランドセルよりも、価格が比較的お安く、お手入れが楽になります。

生地の特徴は、なんといっても、軽くてやわらかいこと。
からだの小さなお子さまでも、ストレスなく背負えます。

もう一つの特徴は、カラーバリエーションの多さ。
気分を上げてくれる明るい色や、ひときわ目立つ珍しい色のランドセルも、人工皮革なら実現できます。
おしゃれに敏感なお子さまも、きっと納得してくれるはずです。

萬勇鞄のランドセルは、女の子向けとして人気のカラーに「パール系タフガード」を使用しているものもあります。
タフガードの特長を活かしつつ上品な光沢を加え、素材から高級感を作り出しています。

そのほか、ランドセルの素材として代表的な人工皮革に「クラリーノ」があります。
タフガードとの主な違いは、革の風合いと強度です。高い強度を誇るタフガードは、わんぱくなお子さまにもおすすめです。

ランドセルは大好きな色を選んで、6 年間きれいに使ってほしい。
タフガードは、パパやママのそんな願いを叶える素材です。


お子さまに寄り添う素材


ランドセルを抱きしめる男の子

天然皮革ならではの丈夫さや手触りによる、大人顔負けの高級感。
人工皮革の使いやすさと、選べる豊富なカラーバリエーション。

素材の違いによって、ランドセルは様々な姿を見せます。

走って、転んで、一緒に傷をつくって。
お子さまの傍で成長を見守る、素敵なパートナーになってくれるといいですね。

手縫いにこだわった萬勇鞄のランドセルが、大切な 6 年間に寄り添えることを願っています。