【男女別】軽量・軽いランドセルおすすめ6選|正しい選び方も解説

2025/08/30(土)

GIGAスクール構想で持ち物が増え、お子様の小さな身体にかかる負担は年々大きくなるばかり。「少しでも軽いランドセルを…」と探してはいるものの、「軽いだけで本当に大丈夫?」「6年間使うのに、すぐ壊れたらどうしよう…」そんな不安を感じていませんか?


実は、カタログのグラム数だけで選んでしまうと、入学後に後悔するケースは少なくありません。本当に大切なのは、スペック上の軽さと、身体にフィットして負担を減らす「体感の軽さ」の両立です。


この記事では、軽いだけでなく丈夫さも兼ね備えた男女別のおすすめランドセル6選に加え、プロが実践する後悔しない選び方の全知識を、誰よりも分かりやすく解説します。

2026年入学向けのランドセル一覧はこちら

2026年入学向けの色別ランドセル一覧はこちら

「軽いランドセル」の正しい選び方

「軽いランドセル」の正しい選び方

お子様への負担を考え、「軽いランドセル」を探す保護者の方が増えています。しかし、ただカタログの重量(g)だけを見て選んでしまうと、入学後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔することも。本当にお子様のためになる「軽いランドセル」は、3つの重要なポイントを押さえることで見えてきます。


ここでは、後悔しないための正しい選び方を、以下の3つの視点から詳しく解説しますね。

  • 本体重量と体感重量(フィット感)で選ぶ
  • 「軽さ」と「6年間使える丈夫さ」で選ぶ
  • 素材で選ぶ

本体重量と体感重量(フィット感)で選ぶ

ランドセルの軽さは、カタログスペックである「本体重量」と、お子様が実際に背負って感じる「体感重量」の2つの側面から判断することが何よりも大切です。


まず、本体重量は1,200g以下が一つの目安になります。しかし、たとえ1,000gを切る超軽量モデルであっても、身体に合っていなければ実際の数字以上に重く感じ、負担になってしまうでしょう。そこで重要になるのが、背中にぴったりと密着させるフィット感です。


特に、肩ベルトを自然に立ち上げてくれる「背カン」や、身体のラインに沿ってカーブする「肩ベルト」の形状は必ずチェックしたいポイント。カタログの数字だけでなく、お子様の身体にフィットして初めて「本当に軽い」ランドセルと言えるのです。

「軽さ」と「6年間使える丈夫さ」で選ぶ

6年間という長い期間使うランドセルだからこそ、「軽さ」と「丈夫さ」の最適なバランスを見極める必要があります。「軽い」というメリットの裏側にある、耐久性への配慮を忘れてはいけません。


軽量化のために内部の芯材や補強材を減らしすぎると、型崩れを起こして中の教科書やタブレットを守れなくなったり、パーツが破損したりする可能性があります。軽いランドセルを選ぶ際は、特に以下の点を確認しましょう。


【丈夫さのチェックリスト】

  • 最も型崩れしやすい「大マチ」にしっかりとした芯材や補強がされているか
  • 最も負荷がかかる「肩ベルトの付け根」は頑丈な構造か
  • 万が一の際に安心な「6年間保証」は付いているか

「軽さ」という魅力が、「6年間安心して使える」という大前提の上にあるかを確かめることが、後悔しないための鍵です。

素材で選ぶ

ランドセルの「軽さ」や「風合い」は、使われている素材によって大きく変わります。軽さを最優先するなら人工皮革が最も合理的ですが、古くから愛される革素材にも、お子様の6年間に寄り添う独自の魅力があります。


人工皮革(クラリーノ®など)
技術の進化で生まれた、軽くて水に強く、お手入れが簡単な高機能素材です。カラーやデザインが非常に豊富で、価格も手頃なため、現在のランドセルの主流となっています。革特有の風合いは少ないものの、実用性と選択の幅広さは大きなメリットです。

牛革
古くからランドセルに使われてきた、耐久性が非常に高い定番素材です。人工皮革よりは少し重くなりますが、使い込むほどにお子様の身体に馴染み、味わいが増していくのが魅力。物を大切に使う心を育みたいご家庭にも選ばれています。

コードバン(馬のお尻の革)
"革のダイヤモンド"とも呼ばれる最高級素材で、非常に丈夫で美しい光沢を放ちます。生産量が少なく高価で重量もありますが、その希少性と風格は格別です。実用性や軽さを取るなら人工皮革、物を大切にする心や本物の質感を伝えるなら革素材というように、ご家庭の教育方針に合わせて選ぶのも素敵ですね。

軽いランドセルのメリット・デメリットを徹底比較

軽いランドセルのメリット・デメリットを徹底比較

「軽いランドセル」と一括りに考えがちですが、実はその選択肢は一つではありません。現在、主流となっているのは、従来の形はそのままに軽量化を追求した「軽量ランドセル」と、圧倒的な軽さと機能性で人気を集める「ランリュック」の2タイプです。


どちらがお子様に合っているのか、それぞれのメリット・デメリットを正しく知ることが、6年間後悔しないための大切な第一歩になるでしょう。


王道の「軽量ランドセル」(人工皮革製など)

フォーマルな見た目と、6年間使い続けることを前提とした頑丈さが最大の魅力です。多くのメーカーが手厚い6年間保証を付けているのも、このタイプの安心感に繋がっています。

  • メリット:入学式などにもふさわしいフォーマルさ、型崩れしにくい丈夫さ、充実した6年間保証
  • デメリット:ランリュックと比較すると重く、価格も高価になりやすい

新常識の「ランリュック」(ナイロン製など)

最大のメリットは、なんと言ってもその圧倒的な軽さと、手頃な価格です。アウトドアブランドの技術が生かされた製品も多く、ポケットの多さなど機能性に優れています。

  • メリット:圧倒的な軽さ、ポケットが多く機能的、手頃な価格帯
  • デメリット:見た目がカジュアル、製品によって耐久性に差がある

結論として、フォーマルさと6年間の安心感を取るか、圧倒的な軽さと機能性を取るかが、大きな選択の分かれ道です。どちらが良い・悪いではなく、お子様の個性や通学環境、ご家庭の方針に合わせて最適なものを選んであげてくださいね。

男の子におすすめの軽いランドセル3選

軽さの決め手!素材から選ぶ軽いランドセル

活発に動き回る男の子には、「軽さ」はもちろんのこと、遊びも学びも全力で応援してくれる「丈夫さ」や「個性」が光るランドセルを選んであげたいもの。ここでは、デザインや機能性の異なる3つの軽量モデルをご紹介します。


シンプル派からスポーティー派まで、きっとお子様のお気に入りが見つかるはずです。それぞれの魅力を詳しく見ていきましょう。

  • シック 人工皮革157シボ|約1,250g
  • オラージュ カーボン系人工皮革|約1,250g
  • シュシュ 人工皮革157シボ|約1,250g

シック 人工皮革157シボ|約1,250g

シック 人工皮革157シボ|約1,250g

飾りすぎない、本当に必要なものだけを形にしたミニマムなデザインが魅力の「シック」。ジェンダーレスを意識した落ち着いた「くすみカラー」のラインナップは、高学年になっても飽きることなく、お子様の成長にそっと寄り添います。


素材には、マットな質感が美しい人工皮革「157シボ」を採用。傷に強く、撥水性も高いため、元気いっぱいの男の子が6年間使う上での安心感は抜群です。金具は主張しすぎないブロンズ調で統一され、細部にまで宿る上質さが、シンプルな中に洗練された印象を与えてくれるでしょう。


「みんなと一緒じゃなくていい」そんな個性を大切にしたいご家庭に最適な一品です。

シック 人工皮革157シボ 157ブラックはこちら

オラージュ カーボン系人工皮革|約1,250g

オラージュ カーボン系人工皮革 カーボンシルバー×ブラック

スポーティーでクールなカッコよさを求める男の子の心を掴んで離さないのが「オラージュ」です。ランドセルには珍しいカーボン調のデザインは、光の角度によってキラリと表情を変え、躍動感にあふれています。


上品な光沢感のあるメタリックカラーは、トレンドでありながら決して派手すぎず、6年間ずっとお気に入りでいられる格好良さを約束します。シャープなステッチや、かぶせ裏のブラックとのコントラストもスタイリッシュな印象を際立たせてくれるはず。


ヒーローに憧れるような、アクティブなお子様の「好き」を最大限に尊重したい、そんな想いに応えてくれるランドセルです。

オラージュ カーボン系人工皮革 カーボンシルバー×ブラックはこちら

シュシュ 人工皮革157シボ|約1,250g

シュシュ 人工皮革157シボ 157サックス

「シュシュ」は女の子に人気のシリーズですが、その上品でシンプルなデザインは、飾り気のないスタイルを好む男の子にも自然にフィットします。特に落ち着いたトーンのカラーを選べば、性別を問わずその魅力が引き立ちます。


素材は傷に強くマットな風合いの「157シボ」で、活発なお子様にも安心の仕様。華美な装飾がない分、ランドセルそのものが持つ美しいフォルムや素材の上質さが際立ちます。「カッコいい」よりも「上品」や「おしゃれ」という言葉がしっくりくる、そんな洗練されたスタイルを目指すお子様におすすめしたい、新しい選択肢の一つです。

シュシュ 人工皮革157シボ 157サックスはこちら

女の子におすすめの軽いランドセル3選

女の子におすすめの軽いランドセル3選

女の子のランドセル選びは、機能性はもちろん、毎日が心ときめくようなデザイン性も譲れないポイント。ここでは、軽くて背負いやすい上に、お子様の「大好き」が詰まった3つの人気モデルをご紹介します。


おしゃれに目覚めたお子様も、プリンセスに憧れるお子様も、きっと笑顔になるランドセルが見つかりますよ。

  • コロン 人工皮革157シボ|約1,180g
  • リアン 人工皮革157シボ|約1,180g
  • ファラーシャ パール系人工皮革|約1,250g

コロン 人工皮革157シボ|約1,180g

コロン 人工皮革157シボ 157オールドローズ

クラシカルな「半かぶせ」のデザインに、トレンドのくすみカラーを組み合わせた新シリーズ「コロン」。今回ご紹介する中で最軽量クラスの軽さながら、可愛らしさと機能性をしっかりと両立させています。


ころんとした形のチャームや、開けるたびに嬉しくなるストライプ柄の内装が、大人可愛いデザインのアクセントになっています。素材はエレガントな風合いで傷にも強い「157シボ」なので、安心して6年間使えますね。


ちょっぴりレトロで、でも新しい。そんな絶妙なバランス感が、おしゃれな女の子の毎日に彩りを添えてくれるでしょう。

コロン 人工皮革157シボ 157オールドローズはこちら

リアン 人工皮革157シボ|約1,180g

リアン 人工皮革157シボ 157ラベンダー

「リアン」は、ママのコスメに憧れるような、ちょっぴりおませな女の子の心をくすぐる宝石箱のようなランドセルです。フタが短い「半かぶせ」のデザインは、見た目のおしゃれさだけでなく、開け閉めのしやすさも魅力の一つ。


柔らかな風合いの「157シボ」素材と、ラベンダーやグレージュといった絶妙なくすみカラーが、カジュアルでこなれた雰囲気を演出します。内装には可憐なチャームやリボンが描かれ、自分だけの宝箱を開けるようなワクワク感があります。「可愛い」だけじゃない、友達に自慢したくなるような「おしゃれ」を追い求めたい女の子にぴったりです。

リアン 人工皮革157シボ 157ラベンダーはこちら

ファラーシャ パール系人工皮革|約1,250g

ファラーシャ パール系人工皮革 パールピーチ

自由に羽ばたく「ちょうちょ」と、宝石のようにきらめくストーンが散りばめられた「ファラーシャ」。まるでおとぎ話のプリンセスになったような、軽やかで華やかな気分にさせてくれるシリーズです。


リッチな風合いのパール系素材は、パステルカラーとの相性も抜群で、光が当たるたびに上品な輝きを放ちます。ゴールドの刺繍やキラリと光るびょう、ゴージャスな内装など、女の子の「大好き」が隅々まで詰め込まれています。


「可愛いものが大好き!」というお子様の気持ちを最大限に尊重し、毎日を夢いっぱいに彩ってあげたいご家庭におすすめです。

ファラーシャ パール系人工皮革 パールピーチはこちら

軽いランドセル選びでよくある質問

軽いランドセル選びでよくある質問

軽いランドセルを選ぶにあたって、多くの保護者の方が同じような疑問や不安を抱えています。特に、ランドセルの必要性や、お得な購入方法については気になるポイントですよね。


ここでは、代表的な2つの質問にお答えし、皆様の疑問をスッキリ解消します。

  • ランドセルの軽さは重要なの?
  • アウトレットや型落ちで安く済ませても大丈夫かな?

ランドセルの軽さは重要なの?

現代の小学生にとってランドセルの「軽さ」は非常に重要な要素です。GIGAスクール構想によるタブレット端末の持ち帰りをはじめ、教科書の大型化や水筒など、小学生の荷物は年々重くなる傾向にあります。


この重い荷物が、成長期のお子様の身体に与える負担は決して小さくありません。そのため、少しでも負担を減らしてあげるために、ベースとなるランドセル本体の軽さが重視されるのです。


ただし、注意したいのはカタログの数字だけが全てではないということ。身体にフィットして重さを分散させる機能が伴って初めて、本当の意味で「軽いランドセル」と言えます。本体重量と背負い心地、両方の視点から選んであげてください。

アウトレットや型落ちで安く済ませても大丈夫かな?

最新モデルに強いこだわりがなければ、アウトレットや型落ちモデルは非常に賢い選択肢の一つです。品質の高いランドセルを、より手頃な価格で購入できる大きなメリットがあります。


ただし、購入前には必ず確認しておきたいポイントが2つあります。それは「6年間保証」が付いているかと、「A4フラットファイル対応」であるかという点です。特に保証は、万が一の際に修理が受けられるかどうかの生命線になります。


これらの条件さえクリアしていれば、基本的な機能や耐久性は最新モデルと遜色ない場合がほとんどです。保証と主要な機能さえしっかり確認すれば、アウトレットや型落ちモデルは全く問題なく、むしろおすすめできる選択と言えるでしょう。

まとめ

今回は、軽いランドセルの選び方から男女別のおすすめモデルまでを詳しくご紹介しました。たくさんの情報がありましたが、最も大切なことはたった一つです。それは、お子様の身体と心にとって「本当に軽い」ランドセルを見つけてあげること。


カタログの数字(本体重量)だけに捉われず、身体へのフィット感が生み出す「体感重量」と、6年間安心して使い続けられる「丈夫さ」。この3つのバランスが取れた一品こそが、最高の選択です。


この記事でご紹介した選び方や商品を参考に、ぜひお子様と一緒に楽しみながら、6年間を共に歩む最高のパートナーを見つけてあげてくださいね。

2026年入学向けのランドセル一覧はこちら

2026年入学向けの色別ランドセル一覧はこちら